CFA Level3 合格&その勉強法

かなり今更ではあるが、リベンジで受けたCFA Level3に合格した。

2013年12月にlevel1, 2014年6月にlevel2, 2015年6月にleve3と受けて、2014年6月のlevel2が一番つらく、かつ合格したのでlevel3はなんやかんや受かると思っていたが不合格。その後1年間、再受験する価値があるのかなどと葛藤しながらも受験。正直受けた直後は、受かった気がしなかったが、一応今後受ける人のために参考になる部分もあることを祈って合格までにやったことを書いておこうと思う。
(ちなみにLevel1合格時の記事はコチラ、Level2合格時の記事はコチラ)

大体、level3一回目も二回目も、どちらも年明け以降に勉強をスタート。協会のテキストもも(買ったわけではないがネットで見る限り)薄かった。が、そんなことはお構いなしにとりあえずSchweserを購入。買った後でこんなに薄いなら最初から協会テキストでやればよかったと後悔。そうはいってもとりあえず4月いっぱいくらいで一通りテキストを読む(問題も含めて)ことを目標に読み進めた。

実際やってみると、やはり記述なので書こうとしても時間がかかるor端的に書いてもそれで点がもらえるかわからず、復習に時間を要した。そうこうしてるうちに5月になり、Mockにとりかかる。mockも相変わらず、午前はどれくらいとれてそうかわからない&一問目を間違うと2問目以降も自動的に解けない仕組みになっていて焦る。自分なりにまとめたつもりで本番へ。

一年目(つまり落ちた時)は、最初の大問に時間をかけすぎたことが敗因と考え、今年はわからない問題でも悩まず次にいくことをかなり強く意識した。・・・・・・が、実際は正直去年と同じあやまちを繰り返してしまった。すなわち、「ここまで読んだならこの問題を考えたほうが次にいくよりまし」と考えてしまい、序盤に時間をかけすぎてしまった。午前の出来はかなり悪い印象で、正直午後を受けずに帰ってしまおうかと思ったレベルであった。しかし、そうはいっても受けなければゼロ、受ければわずかでも合格の可能性はあることを信じて一応午後も受験、合格となった。

振り返っての反省点としては、なんといっても一つの問題に時間をかけすぎたことにある。level1は、各設問が独立している。これに対して、level2や3は、長文を読んで複数の問題に答えることになる。そのため、ある長文を読むと、それにかかわる問題には答えなければ損と思ってしまう。これに2年間引っかかった。こういうのはCFAにかぎらず受験の際などにも出てきているはずで慣れてると思ってはいたが、それでもかなり時間を食った。もう、「何時なん十分になったら次に行く」と固く誓って進めていくしかないと思う。

一方で、2年目の場合は、自分なりにそれぞれの問題・概念についてまとめたことがきいたと思う。一年目は、答えを読むと理解はできるが、自分では答えを書き下すことができない、という感じだった。それを2年目は、まずは長いぶんしょうになってもいいから説明するように書き下すことを意識したところ、読んで理解できることに加えて自ら説明できるようにもなっていった。この理解度の違いが、エッセイに限らず、合格につながったと思われる。

正直すでに中身を忘れてしまったところも多くあって有用なアドバイスにならないかもしれないが、
1. 概念を簡潔に書き下せる程度に理解・書き下しの準備をしておく
2. 一つの問題に固執しすぎない
3. まんべんなく勉強する
大体この3点が重要なように思う。書き下しも難点で、「これくらい書けばわかるだろ」とmock等では思っていたが、本番では「せっかく理解している問題なのに、説明不足で減点されたら残念だから、冗長でもしっかり説明しておこう」と思って長めに書いた結果時間がなくなってしまうという状況に出くわした。これを回避するには、まんべんなく勉強して、求められている点を理解して、簡潔に返すことが大事だと思う。それを意識して行っていきたいと思う。

年会費も超高いので、CFAへのアプリケーションはこれから。とはいえ、参考になればと思う。疑問があればコメントいただければ時間があるときにお答えいたします。

よろしくお願いします。