「時間がない」からなんでもできる
- 作者: 吉田穂波
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2013/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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CFAの勉強をしている最中に、時間がなさすぎるけどなんか忙しい時ほど色々やりたくなるよなぁ、そういうときのほうが集中力も高いよなぁ、と思っていたらこの本に出会ったので買って読んでみた。時間がないからこそ、という点に着目した点は既存の勉強法の本とは異なっているかもしれないが、結局のところ最終的に言っていることは締め切りを設定して集中しようということに近い気がする。
とは言え、著者の方はワーキングマザーということでその観点から新しいなと思ったのは、
・人の手を借りることを遠慮しない
忙しすぎて家政婦を雇って…ということもされていたそうだが、それについて当初は後ろめたさもあったものの、実際家政婦を雇ったほうが料理も上手だし時間も短くて済むしでいいことづくめ、人の目を気にして遠慮せず使得るものは使うのがよい、という主張。家政婦を雇えるかはともかく、なんらかの雑務があるようなときに、人に頼んでしまうのはアリだなと思った。
・オンオフの割り切り
家にいて勉強してるのに子供に邪魔されてイライラ…となるくらいなら、子供と接してる時はそれに集中しきって、そのあとに(あるいはその前に)勉強だけの時間をとる、ということ。もちろん手作業してても頭はあいてるので例えば家事をしながらでも勉強の復習はしたりできるだろうが、人と接している時にそういったことはやめよう、とのこと。
経歴だけ見るとものすごい超エリート(で実際そうなのかもしれないが)だけど、そういった方がこういう自分の苦労・工夫・実は抜けてるところもあるんです、といったところを出しているという意味では、勇気をもらう人もいるかも。現にアマゾンのレビューをみると、それでもいいんだなと思っただとか背中を押されたといった感想が多いように思う。
こういう本読んでいつも言ってる気がする気がするが、まずは早起きから見習おう。。