ゼロ

ツイッターなどで話題だったので読んでみた。割と評価が高いようだが、今の自分には引っかかるものがすくなく、あれ?となってしまった。記憶に残ったのは、失敗して失うものはたかがしれている、ということ。これは昔別の本を読んだ時も「0になるだけじゃん、またやればいいよ」と言っているのを見たので、そこは彼の心に根付いた思想なのだろう。また、起業前には雇われプログラマながら、月70万をオファーされていたということで、本人もかなりのプログラマだったのだなということ。そういう意味では最近のシリコンバレーにありがちな、プログラムとかテクノロジーをかなり深いとこまでやってるうちに、経営もするようになったというタイプの起業家に近いのだなと感じる。新卒の年齢でその額のオファーをことわってまでやるというのは、自分には真似できないなぁと。その部分からは、誰が何と言おうと自分で責任をとって自分の信じることをやるという、起業家の抱えているものの重さをうっすらと感じ取ることは出来たように思う。