ラジャットグプタ氏のプロフィール

先週紙面を賑わせたRajat Gupta氏のプロフィール等が、日本語だとあまり充実していないようなので英語版Wiki等からざっくりまとめてみる。

Wikiより。

・生誕〜入社まで
Rajat Kumar Gupta氏 - 1948年インドのコルカタ生まれ。ジャーナリストの父と教師の母のもとに生まれる。5歳の時にニューデリーへ引っ越す。高卒後は、インドの名門IIT(Indian Institution of Technology)へ。その際、国内で15位の成績を収める。1971年に卒業後、インドの名門IT企業ITCからのオファーを断り、HBSへ。1973年にHBSでMBA取得、マッキンゼー入社。HBSでは成績上位者であるベイカスカラーを贈られる。

マッキンゼー時代
当初は入社を断られるが、HBS時代の恩師の計らいにより入社。ニューヨークで勤務後、1981年にスカンディナビアオフィスのヘッドとなる。要職を経て、1994年には、US外で生まれた人物として初のディレクターとなる。このことから、多国籍企業において初のインド生まれCEOとして知られることとなる。CEO期間中、23の国に新しくオフィスを開設・コンサルタントの数を2倍にするなど、会社を拡大した。CEOとして満期の3期間再選を果たす

マッキンゼー外の活動
97年にIndian Business Schoolを創設、2006年にGoldman Sachsの取締役、2007年にP&Gの取締役、などの要職を外部でも歴任。また、各大学の役員就任、公衆衛生関係のファンドの役員就任等の各フィランソロフィー活動にも力をいれてきた。

インサイダーへの関わりについてはウォールストリート日記jBpress等でも紹介されている通り。エンロン以来の、世界的企業のそれもトップ級が関わる大事件となってしまった。

エンロンの時は、アーサーアンダーセンが分裂した。今回はそもそも経済危機のさなかということでそこまでの影響があるかはわからないが、今後の動向にも注目したい。