日本経済の真実

日本経済の真実―ある日、この国は破産します

日本経済の真実―ある日、この国は破産します


1年前に出た本でちょっと古いけど、よく日テレで見ていたので買ってみた。

三面等価GDPは清さん、分配、支出の3つの側面でそれぞれの額は等しい。日本のGDPは約500兆円。半分は家計に分配される。
GDPは雇用を生み出している国を意味することになるのでGNPより重要。(例:海外で1000円生み出す、国内で1000円生み出す→前者はGNP1000,GDP0で雇用を生み出していない)
・期限のきた国債を払い戻すために新規債を発行している→新規債が売れなければデフォる→大増税orハイパーインフレのみ。
・3つのパリティ(インタレスパリティ:高金利通貨の先物は直物より安い、フォワードパリティ先物は将来の直物、購買力平価:為替市場はそれぞれの通貨の購買力を反映する)→国債暴落、国債金利暴騰→インタレスパリティより円の先物は暴落、購買力も暴落。
法人税が高いと株式での資金調達コストが上がり、企業の成長資金が少なくなって競争力が下がる→世界的には、法人税を引き下げて家計にまわる冨から税金をとる、という方向に動いている