サードポイント、ダニエルローブ氏

ソニーの分割提案
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMV9XT6JTSEM01.html

ヘッジファンド、サードポイントの創業者のダニエルローブ氏が、ソニーの一部事業の分割・売却を求める書簡を出した、という話。ソニーは、金融事業をIPOしてそれが収益に貢献していて、純粋なメーカーではないという声も根強く聞かれたりするが、そんな中で今回提案されているようにエンタメ事業だけでも切り離したら、おそらく次々分割化されて家電のほうも淘汰され、金融なんかのほうが残るのではないかと個人的には思ってしまう。この社会の枠組みなら本来はそうあるべきなのかもしれないが。

そんな提案をしているDaniel Loeb氏だが、どんなプロフィールなのか。

英語版wikiによると、ダニエルローブ氏は1961年生まれ。コロンビア大学卒業後、1995年にヘッジファンドのサードポイントを設立するまで、citicorp, warburg pincusで働いていた。会社の経営層に対して、投資家として書簡を出すことで有名で、いわゆるモノ言う株主と受け止められている様子。ヤフーに取締役を送り込もうとしたことがあるらしい。

モルガンスタンレーの株をうまく売り抜けたというのが最近のニュースのようだが、ソニーはいかに。