巨大市場

久々に経済小説を読んだ。

巨大市場 (角川文庫)

巨大市場 (角川文庫)

ストーリーが簡単に予測できるような展開でもなく、それなりのスピード感もあって面白かった。中国ビジネスが複雑とは言うけれども、本当にここまで罠が多いのかはさすがに知らない。それはさておき、中国なんかだと特に現地人と深い関係を築くことが非常に重要なサクセスファクターだと思うが、なんとなくイメージとして、中国人は一度仲良くなると物凄く味方してくれる気がする。そういう意味では主人公のように中国の歴史・文化に対して深い理解をしていることを示すのは大事なんだろうなぁなどとかなり当たり前のことを再確認した。

次作にも期待。