お金関係の本
20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!
- 作者: 野瀬大樹,野瀬裕子
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2009/04/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 午堂登紀雄
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2009/12/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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知らずに損していることが世の中にはたくさんあるだろうけど、お金の知識もそのひとつのような気がしたので次の2冊を読んでみた。
1.野瀬大樹・野瀬裕子「20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ」
2.午堂登紀雄「一生お金に困らない人生戦略 お金の才能」
まず1からまとめとかピックアップ。
【お金の流れを考える】
お金の入り口(収入)と出口(支出)を考える。支出には4種類あり、・消費・投資・健康維持の支出・貯金等で使わない、があってさらにそれぞれ、生きるのに必要か否か、効果はどれだけ見えやすくどれだけ続くか等で分けられると。収入は、給料を増やすか、それ以外からの収入を増やすかに分けられるとのことです。
【支出にあたって】
・トータルコストを考えよう
買う値段、維持費、何年使うか、売れる値段。この4つを考えることによって、対象物のトータルコストや、一回あたりの値段を考えることが重要。
・一生に一回?
一生に一回のものに対して、「一生に一回だから使おう!」というのもいいけど、一方では一生に一回しか使わないのだから、ほかに使おうという視点も実は大切。
【価値の残るもの、残らないものを考える】
高いものから、勉強資格、貯金、不動産、人脈、車、衣服、旅行、外食・・・お金の使い道を右から左へと動かしていくことが重要。
【我慢が一回ですむ節約】
めんどうでも、一度作業をするとその後安くなるような作業を行っておく。自動引き落としとか。
不動産関係の話が、今は実感がわかないけどこれからはちゃんと勉強したほうがよいかも、と思った。特に、中古マンションを買って、5年毎くらいに住み替えて、古いほうは貸しに出す、というのはなんとなくわかる気がする。古いマンションでも実際に借り手は多くいるわけだし。あとは、トータルコストで、一回あたりは考えていたけど売るときのことまではあまり考えてこなかったので、そこもなかなかよかった。
2.お金の才能
・人と同じような動きをしない
旅行シーズン、昼時等。時間やお金が閑散期より高いので、極力それらを避ける。
・何に投資するかより何がもっとも効用が高いか
どういう生活をしたいか、それによって投資の効率というもんは異なる。人によって効用が違うから当たり前。
例:老後は海外ロングステイしたい→その国の再建や定期預金に投資、旅行三昧したい→旅行積み立てに投資、等。
・経済・金融サイクルにあわせて資産配分を変える
常に株に投資、ではなくときには現金を多く。
・ニュースは多角的に
温暖化が本当におきてるのか。世界のCO2の5%のみの日本がこれ以上がんばって効果あるか、等。
・マルチプルインカムを作る
収入を分散する。給与以外に、収入が見込めるもの。
・コモディティ市場をみる
コモディティは経済や生活と密接に結びついているので、それらについてみてみる。
・お金の使い方を考える
生き金にする。例「この一万で飲みに行け」より「この一万でお茶してきなよ」
・自己投資を増やす
一流の経験にお金を使う。一流ホテルでお茶をしたり。見た目にも気を配る。背伸びをして、徐々にそれに見合うようになる。スーツとか。
・本当に必要かイメージ
どういうシチュエーションでどう使うか。自分が使ってる様子がイメージできるか。
・スーパーゼネラリストに
まずは単一スキルを徹底的にマスターし、それを補完するスキルも身につける。例:英語とITもそこそこできる会計屋。
税金の勉強も必要かも、と感じた。法人だと個人で使うものも一部は経費としてまわせるとか。もう少し専門的な本も読んでみようと思う。