孫正義 300年王国への野望

孫正義 300年王国への野望

孫正義 300年王国への野望

本屋で平積みになってるのをパラパラ眺めたら面白そうだが、装丁がしっかりしすぎで重そうかつ読みづらそうだったのでkindleで買おうと思ったらその時点ではまさかの未発売。kindleで予約機能を初めて使ってまで買った本。

孫正義ソフトバンクを今日まで育て上げた軌跡が、時間を追ってストーリー仕立てで書かれている。孫さんの行動や思想自体は、ネット上の記事や、Youtube等で見られる大学での講演会の中身と被っているところも多かれ少なかれあったように思う。一方で、孫さんだけではなくて周囲の人間・社員にもスポットを当てているところが良かった。

創業期の自分たちを支えてくれた恩人には今も感謝の念を忘れていないこと、総務省やNTTとやり合って自分らが負けても最終的に利用者に便益が出るならそれでいい、ギリギリまでよく考えること。この辺りは特に見習いたいと思う。